博士1年の細田君がSPIE Medical Imagingで最近の成果を発表しました

博士1年の細田君がSPIE Medical Imagingで最近の成果を発表しました

Hosoda M., Oida D., Ito K., Takae S., Suzuki N., Tsukada K., Ex vivo sensing of primordial follicles in ovarian tissues by spectral-domain optical coherence tomography, SPIE Medical Imaging, 2022-3 (On-demand presentation).

OCTは生体の非染色・非侵襲イメージングが可能である点が特徴であり,我々のグループでは卵巣組織に存在する原始卵胞のイメージングへの応用を研究しています.原始卵胞は卵巣組織表層から100-1000μmの深さに比較的多く存在します.中心波長1300nmのOCTシステムを用いて,卵巣組織深部に存在する直径20μm程度の原始卵胞の可視化を試みた結果,3日齢と12日齢のマウスの卵巣組織において原始卵胞の組織内分布,さらに成熟した一次,二次卵胞の分布と構造の可視化に成功しました.
※本研究は聖マリアンナ医科大学産婦人科学教室との共同研究です