BMES2024にて研究成果を発表しました

BMES2024にて研究成果を発表しました

修士2年の須藤君と山田君の研究成果を米国ボルチモアで開催されたBMES (Biomedical Engineering Society) 2024 にて発表しました.

Microfluidic devices for exposing cell spheroids to chemical gradients
Sudo H., Kuzuyama Y., Tsukada K.
腫瘍細胞のスフェロイドに化学勾配を暴露するためのマイクロ流体デバイスを開発し,シミュレーションと細胞実験から有効性を実証しました

Flexible and stretchable conductors with microfabricated sinusoidal arrays for biomonitoring
Yamada H., Kawai R., Niwa R., Tsukada K. ※塚田による代理発表
微細な正弦波構造を有するフレキシブル・ストレッチャブル導電体を開発し,生体計測実験に応用しました

参加者は全米から (一部我々のような米国外からも) 五千人以上で,ボルチモアの街も歓迎ムードでした.
3日間で2600枚以上のポスター発表があり,貴重な意見交換の場となりました.
今年は特に細胞スフェロイドやオルガノイドに関する演題が多かった印象です.
ジョンズホプキンス大学 (JHU) にお邪魔しました.キャンパスが美しくて驚きました (今まで見てきた大学で一番かな..).JHUは塚田が留学先を考えていた医学部助手時代に先輩教員から勧められた大学の一つで,医用工学の研究も盛んに行われています.